【動画】世界人権デーに障がい者がファッションショー=葛谷晋吾撮影
[PR]

 「世界人権デー」の10日、障害のある人が色鮮やかな衣装に身を包んでランウェーを歩くファッションショーが大田区で開かれた。ファッションブランド「tenbo(テンボ)」がSNSで募った60人から選ばれた18人のモデルが、LGBT(性的少数者)の人やプロのモデルと一緒に登場すると、拍手と歓声が上がった。

 多様な背景を持つ人たちが集う祭典「十人十色ミックスカルチャー祭り」(バリアフリー社会人サークルcolors主催)の一環。

 東京コレクションにも参加経験があるtenboは、「障がい者向けの服は機能性重視でファッション性が低い」と感じていたデザイナーの鶴田能史さん(36)が2015年に始めた。すべての人が着られる服作りをめざし、取り外しが簡単な磁石のボタンや、車いすの床ずれを防ごうとおしりの部分に縫い目のないデザインを採り入れる。

 小学生の頃にいじめを受けたという二分脊椎(せきつい)症の古沢由莉香さん(21)は「車いすでも他の人と変わらずに生活していることを見てほしい」とモデルに応募。「緊張したけれど、拍手をもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。(葛谷晋吾)