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 自民党の「地域包括ケアシステム・介護推進議員連盟」の山口俊一会長代行らが11日、財務省に麻生太郎財務相を訪ね、来年度の介護報酬改定でプラス改定を求める要望書を手渡した。膨らむ社会保障費に切り込む立場の麻生氏だが、実は同議連の会長でもある。出席者によると、山口氏らが「会長から財務相への要望書です」と言うと、麻生氏は一瞬にやりとしたという。

 麻生氏は6日に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に介護と同時改定となる診療報酬改定について「(医師の診察料などにあたる)本体に関しては厳しく対応するべきだ」と伝えるなど、報酬引き上げに慎重な姿勢を崩していない。この日もすぐに真顔に戻り、「介護報酬が上がると介護保険料も上がる」などと話し、要望を受け入れる前向きな言葉はなかったという。(松川希実)

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