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 マラソンのシューズ開発に挑む姿を描いた民放ドラマが放映中ですが、足に合った靴選びは子どもにとっても大事。新年のスタートダッシュを切るのにふさわしいスポーツシューズを、探してみてはいかがでしょうか。

 阪急百貨店うめだ本店(大阪市)にある子ども用シューズの売り場。店頭には常時、200種類のシューズなどが並ぶ。12月上旬、生まれて初めて履く「ファーストシューズ」を探していたのは、1歳3カ月になった大阪府茨木市の植田壮一郎君だ。母の順子さん(30)は「かわいくて歩きやすそうな靴を選びたい」と話していた。ただ、選ぶとなるとデザインもサイズも多くて悩ましい。

 売り場には「シューアドバイザー」の社内資格を持つスタッフがいて、足のサイズを測定するなどし、子どもに合ったシューズを薦めてくれる。子どもが来店できない場合は、裸足の足形を写し取った紙を持ってくれば対応できるという。

 シューアドバイザーの岡本洋美さん(32)は「足先の爪が割れたり、まめができたりして来店する子どもも多い」と振り返る。足に合わない靴を履き続けると、土踏まずのない扁平足(へんぺいそく)になりやすい。幼児の足は骨がやわらかく、靴の中で指の骨がずれて曲がってしまう。最悪のケースでは、足の親指が曲がる外反母趾(がいはんぼし)になることもあるという。

 靴メーカーのアキレスが、靴底に左右非対称のスパイクがついた「瞬足(しゅんそく)」を発売したのは2003年。以来、「速く走れるシューズ」の人気は根強く、各メーカーは靴底の機能を高めるなど特色を競っている。最近は、雨の日でも履けるように、撥水(はっすい)性の高い素材を使ったシューズも登場している。(辻森尚仁)

足首カバー 安心の安定感

 アシックスの「TUB170」は、足首をしっかりと支えてくれる構造だ。歩行が不安定な幼児にも安心感があるという。履き口が広めなので、脱ぎ履きもしやすい。歩行が安定するように、中敷きのかかと部分が足を包み込むように工夫している。13~16cmで、5292円。

力強い走り、負担減らす

 ムーンスターの「SS J796」は、地面を踏み込んで力強い走りができるようにした。つま先にはゴム素材のスパイクを、靴底には摩擦に強い特殊ゴムをそれぞれ取りつけた。足腰への負担を軽くするため、かかと部分の衝撃吸収性も高めたという。19~25cmで3564円。

水通しにくくむれにくい

 イタリアブランドのGEOX(ジェオックス)の「J7494B」は、靴に水がしみ込みにくい半面、通気性を確保したためむれにくい。靴底の穴に保護膜をつけたことで実現できたという。側面にあしらった星形マークが振動で光るのも特徴だ。約18~23cmで8964円。

足幅広めつま先にゆとり

 アディダスの「EL K CP9745」は、つま先に適度なゆとりを持たせるなど足幅の広い設計になっている。スタート時の踏み出しが力強くできるという。靴底のかかと部分を包み込むような形で作られているため、着地の時にぶれにくい。17~25cmで、3985円。

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 阪急百貨店うめだ本店などの店頭から、主なメーカーの商品を選びました。金額は税込み希望小売価格

シューズ選びの主な注意点

◆足のサイズは、3~4歳児まで3カ月間に約5ミリ、4~5歳児以降は約半年で約5ミリ大きくなる。

◆足の実測値に5ミリ~1センチを加えたサイズを選ぶのが目安。必ず試し履きし、つま先ではなく、かかとからシューズを合わせる。

◆足の指のつけ根辺りで、靴底がしっかり曲がるかどうかを確認。合わないと歩き疲れしやすい。

※阪急百貨店うめだ本店のシューアドバイザーによる。(きりとりトレンド)

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