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 大阪市議会は12日、米サンフランシスコ市との姉妹都市関係について「解消を求める」「継続を求める」という決議案をそれぞれ審議し、いずれも賛成少数で否決した。吉村洋文市長は今後、姉妹都市関係の解消をサンフランシスコ市に書簡で通知する。

 市長与党の大阪維新の会は、サンフランシスコ市が11月に現地の慰安婦像を市有化したことについて「友好関係を根底から覆すものだ」として、姉妹都市関係の「解消」を主張。公明党と自民党は「歴史のある交流関係を、時の首長の判断で断ち切ってしまうのは大きな損失だ」と「継続」を求めた。しかし、第1党の維新も、公明と自民も、過半数に届いておらず、いずれも否決された。

 共産党は「吉村市長の主張は『慰安婦』の存在すら否定するものと受け取られかねない」との決議案を提出したが、否決された。

 一方、サンフランシスコ市が慰安婦像を市有化したことについて「看過できない」と批判する自民提出の決議案は、維新、公明、自民が賛成して可決した。

 吉村市長は報道陣に「(姉妹都市解消について)一致に至らなかったのは残念だ」と話した。

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