[PR]

 「山形県が全国一に!」「祝」「おめでとう!」

 山形県庁にそんなポスターが登場した。赤の背景に白抜きの文字が躍る。いったい何がナンバーワンになったのか?

 答えは投票率。10月の衆院選で、都道府県別の小選挙区の投票率が64・07%と全国1位だった。前回から5ポイント近くアップ。全国1位は1953(昭和28)年以来64年ぶりの快挙という。

 ポスターは、市町村課の壁に貼られている。県選挙管理委員会の事務局がある課だ。総務省の発表を待って、「喜ばしい。1位という結果をみんなで分かち合おう」と県選管の書記長を併任する課長がパソコンに向かい、ポスターの原案をつくった。「1位を目指すわけではないけど、見える形で結果が残ったのはいいこと」

 山形県の3選挙区が与野党激突で盛り上がったから、山形県人はマジメだからなどの指摘はあるものの、県選管は「地道な啓発活動が実を結んだ」。

 衆院選の投開票から2カ月近くたつが、ポスターは健在。課内からは、次の国政選挙まで貼り続けようという声も出ているとか。