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 国の特別天然記念物のライチョウの人工飼育に取り組んでいる大町山岳博物館(大町市)で、今年孵化(ふか)したヒナ4羽が白い冬羽に「衣替え」した。いずれも順調に生育している。

 4羽は、上野動物園(東京都)から搬送された卵から孵化したオスとメス各1羽と同博物館で飼育中の親鳥が産んだ卵から孵化したメス2羽。上野グループの2羽はもう少しで真っ白になりそうで、大町グループの2羽は尾羽の先端を残して真っ白になった。

 4羽とも体高が約30センチとなり、親鳥と見分けがつかない大きさに育った。同博物館の担当者は「糞便(ふんべん)検査の結果でも特に問題のある細菌や寄生虫は検出されておらず、食欲は旺盛です」と言う。(近藤幸夫)