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 来年の平昌五輪でフィギュアスケート男子66年ぶりとなる五輪連覇を狙う羽生結弦(ANA)。五輪王者がいる日本は、今やこの競技で世界をリードする存在にまでなった。現在は、海外でフィギュアの技術を磨く日本選手も少なくない。その道を広げてきたのは、明治神宮外苑フィギュアスケートクラブのコーチで、長く日本選手の育成に携わってきた樋口豊だった。

 羽生が飛躍したカナダ・トロントのクリケット・クラブ。カナダや世界の名選手が集まる名門で、有色人種初めての会員になったのが樋口だ。

 1968年に高校卒業後、同クラブへ。「街中で『ジャップ』と呼ばれたけど、選手や指導者は温かかった」。コツコツと練習する日本人選手に、カナダ人たちも敬意を払った。

 クリケット・クラブは会員約4800人で、2013年の入会金は夫婦で約300万円、10年バンクーバー五輪女子金メダルの金姸児(キムヨナ)(韓)もいた。滑り、ジャンプ、振り付け、ルール、身体強化などの専門家が選手を支える。

 樋口は、ジャンプが苦手で後に名振付師となるクラブ仲間のデビッド・ウィルソンを励ました。近くのクラブのダグ・リーと知り合い、その教え子ブライアン・オーサーとは彼が15歳の頃に出会い、友人となった。振付師のジェフリー・バトルも友人。3人は現在は羽生を指導し、振り付けをして五輪金メダリストとなる後押しをした。

 樋口は引退後、人脈を生かす。…

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