【動画】近江の業・美濃邉鬼瓦工房=新井正之撮影
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 平成の築城が進む。今秋の完成を目指す兵庫県尼崎市の尼崎城がそれだ。鉄筋コンクリート造り約24メートルの天守のてっぺんに据えられるしゃちほこは、大津市でその姿を現し始めている。

 琵琶湖にほど近い同市比叡辻1丁目の美濃邉(みのべ)鬼瓦工房(www.minobe-onigawara.com)。4代目美濃邉哲郎さん(37)がしゃちほこの肌にへらで磨きをかける。滑らかさの加減で、光を受けた輝き方が変わる。

 100年続く工房は、美濃邉さんと3代目の父惠一さん(66)、弟恭平さん(36)の3人が支える。2階には、これまでに手がけた「鬼」がずらりと並んでいる。京都の清水寺や知恩院、二条城、地元の三井寺など名だたる神社仏閣に鬼瓦を納めてきた。

 瓦職人のなかでも鬼瓦をつくる…

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