[PR]

 世界で唯一、外洋で離着水できる救難飛行艇として、海難事故の捜索救助などを担ってきた海上自衛隊岩国航空基地(岩国市)所属の救難飛行艇US1A。約35年間にわたる任務を終えて除籍されることになり、13日、記念式典が開かれた。

 US1Aは、US1の改良機として1982年3月に岩国基地第71航空隊に配備された。ヘリコプターの航続距離では届かず、船では時間がかかりすぎる離島や遠洋漁船の急患輸送や海難事故の捜索救助で活躍。東日本大震災のときには物資輸送にも従事した。

 式典で航空集団司令官の杉本孝幸海将は「幾多の場面で活躍し、輝かしい成果を上げたUS1Aの最終フライトの雄姿を見届けることができ、感無量だ」と述べた。今後は、同基地所属の後継機US2(5機)が救難任務を担う。(二宮俊彦)