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 「#維新のせいで」を合言葉にした政治論議が、ツイッター上で盛り上がっている。大阪維新の会の実績をめぐり、支持派と反対派の意見が飛び交っているのだ。代表だった橋下徹氏の政界引退から18日で2年。橋下氏が広めたツイッター政治は拡散を続けている。

 11月初旬、「維新支持」を明言する人物がツイッターでつぶやいた。

 「維新が大阪をめちゃくちゃにしたせいで大阪城公園がキラキラしだした」

 関連する投稿を検索するのに便利なハッシュタグ記号(#)をつけて、「#維新のせいで」と書き添えていた。日本維新の会が議席を減らした10月の衆院選から約2週間後のことだ。

 直後から「素直になれない感で良いっすね」「面白い」と注目が集まり、「#維新のせいで」をつけた投稿が続出。大阪府知事時代に橋下氏が導入した私立高校の授業料無償化について、「#維新のせいで 子供を私学に通わされてるじゃねーか。こんなに助かることしやがって」と持ち上げるツイートもあった。

 橋下氏も反応し、「僕に文句がある人は、#維新のせいで で具体的にどんどんやってくれ」とツイート。大阪維新政調会長の吉村洋文・大阪市長も「#維新のせいで 大阪マラソンが実現。何故(なぜ)か俺もフルマラソンやる羽目になった」とつぶやいた。

 橋下氏は「ツイッター政治家」の草分けだ。フォロワー数は205万人。安倍晋三首相の84万人を大きく上回り、国内の政治家や元政治家で群を抜く。

 ネットと政治の関係に詳しい東京工業大学の西田亮介准教授(情報社会学)は「ツイッターなどのSNSが世間に浸透し、政治家も積極的に発信することで、一般の人たちが政治に触れる機会が増えた。政治を考えるための判断材料を集めやすくなり、議論が活発になっている」とみる。

 維新に反発する人たちも負けていない。

 「住民投票は、1発32億円。どちらが税金を湯水のように投入してますかねぇ?」と書かれたツイートは、大阪市をなくして複数の特別区に再編する「大阪都構想」について、維新が来年秋の実施をめざす住民投票にかかる経費の高さを皮肉ったものだ。

 大阪府立急性期・総合医療センターと統合する市立住吉市民病院の跡地に、民間病院を誘致しようとして失敗した大阪市について、「二重行政だとか騒いだ #維新のせいで 起きたのが住吉市民病院の混乱」と批判する投稿もあった。

 慰安婦像をめぐる、大阪市と米…

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