[PR]

 パナソニック(大阪府門真市)と千葉工業大学(習志野市)が、同大学内に「産学連携センター」を設立した。双方の技術を活用し、次世代家電の製品化に向けた技術開発に取り組む。基礎研究ではない製品開発の産学連携は、国内では珍しいとしている。

 センター長には千葉工大未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之所長が就任した。同大学が持つ最先端のロボット技術や開発能力と、パナソニックの家電製品の企画・開発力を融合し、アイデア創出や製品化に向けた技術開発を共同で行う。

 13日にあった発表会では、副センター長に就いたパナソニックアプライアンス社常務の渕上英巳さんが「第1弾としてロボット掃除機を考えている」と話した。

 センターでは今後、fuRoが開発した高速空間認識技術「ScanSLAM」を活用する。「SLAM」は、レーザーやカメラなどのセンサー情報を解析して、ロボットが自己の位置を推定しながら周囲の地図を構築するもの。自動操縦やロボットにおける「人間の目」の役割に相当する技術という。(大谷秀幸)