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iPS備蓄、3年後に日本人の半数カバー 計画を了承

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合田禄
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 再生医療で使うiPS細胞を備蓄する計画について、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長は13日、3年後に日本人の5割をカバーする方針を文部科学省の作業部会に報告した。2022年度までに日本人の大半と免疫型が合う細胞をそろえる今後の計画については、3年後に継続の是非を改めて判断するという。

 作業部会は計画の見直しを了承した。山中所長によると、他人に拒絶されにくい免疫型をもつ血液から2種類のiPS細胞が出来ていて、すでに日本人の24%をカバーできる。来年3月までに1種類を追加し、32%をカバーする。iPS細胞を作るのに使う特殊な免疫型をもつ血液は22種類見つかっているという。

 ただ、再生医療にiPS細胞を利用する場合、免疫型が合わなくても免疫抑制剤を使う方法もある。山中所長らが今夏に実施したアンケートでは、iPS細胞を利用する予定の国内企業3社は、必ずしも厳密に型が合ったiPS細胞を治療に使うとは限らない方針を示している。他人に拒絶されにくい特殊な免疫型を持つ提供者を探し、患者と型が合ったiPS細胞を数多くそろえる備蓄計画の必要性が揺らいでいる。

 山中所長は「(特許や製造コ…

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