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 職員の長時間労働を防ぐため、大阪府寝屋川市は来年度から、終業時間を過ぎると業務用パソコンが強制終了するシステムを、全庁で導入する。市によると、全国的にも珍しい取り組みだという。

 システムでは、終業時間の午後5時半が近づくと、パソコンの画面に「すみやかに業務を終了し退出してください」という警告が表示される。業務を終えないと、10分後、強制的にシャットダウンする仕組みだ。残業が必要な場合は、システム上で上司に事前申告をし、承認してもらう必要がある。

 市によると、今年4月の時間外労働が45時間以上だった職員は約24%の269人、80時間以上の職員は7・5%の86人だった。そのため7、8月の2カ月間、経営企画部と総務部の一部で試験的にシステムを導入。部長職から一般職まで計53人の職員を対象にしたところ、1人当たりの時間外労働が前年同期に比べ、1カ月換算で平均8時間減る効果があったという。

 市人事室で福利厚生を担当する大明(だいみょう)綾子さん(29)はこれまで、定時を過ぎても上司や同僚が仕事をしていると、「帰りにくい雰囲気があった」。システム導入をきっかけに、「計画を立てて仕事ができるため、効率的に業務をこなせるようになった」と歓迎する。

 市は職員53人にアンケートを実施。「どのような変化を実感したか」という問い(複数回答可)に、「時間を意識して働くようになった」「事務の効率化を意識するようになった」と計54人が回答し、「特に実感していない」の14人を上回った。また、約6割が「全庁的な導入は有効」と回答した。

 アンケート結果などを踏まえ、…

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