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 1986年11月8日の日中首脳会談で、中国共産党の胡耀邦総書記が中曽根康弘首相に対し、最高指導部の人事などを決める翌年の共産党大会で「年寄りを引退させる」と発言していた。外務省が20日に公開した外交文書で明らかになった。胡氏は2カ月後の87年1月、胡氏の改革姿勢に不満を抱く党の長老たちに追い込まれて失脚する。

 日本重視で知られる胡氏が、党の重要事項を事前に日本トップに伝えていたことを示すものだ。

 「中壮年幹部を登用し、年寄りを引退させる。明年度には党内でこれが明らかになろう」

 「極秘」と指定された文書には、70歳だった胡氏が、訪中した中曽根氏にこう語った記録がある。翌年に第13回党大会を控え、胡氏は「党大会を立派にやることが大切である。解決すべき問題は新旧交替である。その幅は貴総理には想像が出来ないかもしれないが、大幅な調整を行う予定である」とも述べていた。文書には「注、中国側としてはこの発言は公表しないように強く念を押すところがあった」と記された。

 さらに同日の夕食会では「少な…

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