[PR]

 環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている渡り鳥、クロツラヘラサギが熊本市の江津湖に飛来した。首を振りながら水中のエサをとるユーモラスな動きが道行く人の目を楽しませている。

 クロツラヘラサギはトキの仲間で、しゃもじのような形のくちばしで魚やエビなどを食べる。生息域は日本や中国、台湾、香港などの河口や干潟。開発の進行によって数を減らし、今年はじめの生息数は世界で約4千羽とみられている。

 日本クロツラヘラサギネットワーク(福岡市)によると、ここ数年、江津湖には毎年のように飛来。「エサのある浅い水辺が気に入ったのでしょう」と話す。(大畑滋生)