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 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県の宜野湾市議会は15日午前、普天間第二小学校に米軍ヘリが窓を落下させた事故に抗議する決議と意見書を全会一致で可決した。この日予定されていた一般質問を延期し、25人の市議全員が決議文を持って在沖米軍や沖縄防衛局などを訪問して直接抗議する。

 決議と意見書は、事故を受けて「命の危険と隣り合わせの生活を余儀なくされている市民の不安と恐怖、米軍に対する不信感は頂点に達している」と訴え、「原因究明もないまま住宅地上空を飛び続ける米軍の安全軽視の姿勢に激しい憤りを覚える」などと批判。事故原因の究明とそれまでの飛行停止、日米地位協定の抜本的改定などを日米政府に求めた。

 採択後、市議全員で米軍キャンプ瑞慶覧(北中城村など)に向かった。在沖米軍トップのニコルソン中将あての決議文を対応者に手渡した。(小山謙太郎)