[PR]

 パナソニックは15日、空港での日本人のパスポート確認手続きを省力化する「顔認証ゲート」の技術を公開した。10月から羽田空港での帰国手続きで使われ始めていて、2018年度には成田、関西、中部、福岡の各空港での出帰国審査にも拡大される予定だ。

 顔認証ゲートは、パスポートを手もとの読み取り機にかざし、ミラーに自分の顔を向けるだけで済む。パスポートにあるICチップの顔画像データなどと照合させ、一致すれば扉が開くしくみだ。同社が持つ画像の補正技術などを応用して開発した。年を重ねたり、化粧や髪形を変えたりしても判別できるという。

 パナソニック担当者は「ゲートは丸みを帯びたデザインにし、なるべく緊張感も和らげた」と話す。

 法務省は、20年の東京五輪・パラリンピックなどで訪日外国人が増えていくため、日本人向けの手続きを省力化し、審査官を外国人の入国審査に振り向けていく方針だ。(金本有加)