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 子どもにワラをかけて無病息災を祈る「しびきせ祭り」が15日、北九州市小倉南区隠蓑(かくれみの)の薬師寺であった。壇ノ浦の合戦(1185年)に敗れ、源氏に追われた幼い安徳天皇を村人がしび(ワラのはかま)をかけて守ったという伝説にちなみ、毎年12月15日に行われている。

 今年は、安徳天皇役で生後5カ月の桑野凛(りん)さんと、飛び入り参加した10月に生まれたばかりの下原永愛(とあ)さんの乳児2人が、母親に抱かれてワラの上に座り、近隣の園児や小学生、多くのカメラマンらが見守る中、神主からワラを振りかけられた。2人の親は地元出身で、小学生のころ祭りに参加したことがあるという。「元気に育ってほしい。この祭りも続いてほしいです」と話した。