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　上野動物園（東京）のジャイアントパンダの雌の赤ちゃん、シャンシャン（香香）が１８日、報道陣に公開された。園がパンダの繁殖に成功したのは１９８８年以来で、２９年ぶり。１９日から一般公開が始まる。

　姿を見せたシャンシャンはガラス越しにずらりと並ぶカメラを気にするそぶりもなく、丸太の上で方向転換したり、竹をくわえたり。遊びたい盛りで、木に脚をかけては戻る動作を夢中で繰り返した。

　活発だが、一日の半分以上は寝て過ごす。公開から１時間を超えると眠そうな顔に。母親のシンシン（真真）が近づくと、ぱっちり開けた目で甘えるように見上げた。渡部浩文副園長は「寝るのも成長の証し。そんな様子もパンダの姿と思ってほしい」と理解を求めた。

　１５０グラムほどで生まれた…