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【2014年12月3日 大阪本社夕刊be4面「まだまだ勝手に関西遺産」】

 東大阪市と奈良県生駒市の境に、「暗峠(くらがりとうげ)」がある。標高455メートル。木がうっそうとして昼でも暗いから、そんな名前がついたらしい。

 急坂の最大斜度は37度。馬が鞍(くら)ごとひっくり返るから「鞍返り峠」だとか、原付きバイクは上れないとかいう話もある。それでも国道308号が通り、「酷道」と呼ばれる。

 よし、そんな道ならば行ってやろうじゃない。夜に原付きバイクで。絶対走破して夜景を見るぞ!

     ◇

 11月中旬の夕刻。東大阪市側から向かうと、まずは近鉄奈良線の枚岡駅と額田駅の中間にあるガードをくぐる。後はひたすら、東へ続く坂を進むだけだ。

 すぐに住宅街は消え、暗くなってきた。振りかえると大阪平野の明かりが見える。「もう少し上ったらもっとキレイだろう」

 と思ったのが大間違い。街灯が少なくて暗がりが続く。バイクはスロットル全開なのに、みるみる時速が落ちて15キロくらい。車1台がやっとの道幅だし、本当に行けるのか?

 エンストしたらどうしようと、…

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