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 水を守り、悪霊退散、無病息災を祈願する初丑(うし)まつりが16日、湯沢市岩崎の八幡神社境内の水神社であり、下帯姿の男衆が激しくもみ合った。

 岩崎城主の娘、能恵(のえ)姫が嫁ごうとして皆瀬川を渡っているときに竜神にさらわれた、という伝説に由来する。霊を慰めるために水神社が建てられ、命日となる旧暦11月の初丑の日にまつりが行われてきた。今年は年末にあたるため、一回り早めた。

 小雪が舞う中、地区の六つの町内の男衆が、町内ごとにえびす俵を担いで練り歩いた後、神社に到着。「ジョヤサ、ジョヤサ」のかけ声で勇ましくえびす俵を境内に奉納した。先に奉納した男衆が、後の町内の奉納を遮って押し合いになると、熱気で湯気が立ち上った。(山谷勉)