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 日曜の昼下がり、県内一の繁華街を抱える大宮駅の周辺に煙が立ちこめ、騒然となった。さいたま市大宮区宮町4丁目で17日午後、風俗店が入る3階建てビルが焼けた火災。店内にいた計4人の死亡が確認され、8人が負傷する惨事となった。

 現場は、大宮駅東口から約500メートル北にあるソープランド「Kawaii大宮」。道路の幅は車が1台通れるほどで、3~4階建てのビルがひしめき合い、風俗店のネオンや看板が目立つ一角だ。発生直後は、近くの建物内にも煙が立ちこめた。

 「最初、煙がすごかった。周辺では過去にぼやはあったが、70年ぐらい住んでいて、この規模の火災は初めてだ」。近くに住む70代の女性は驚いた様子で話した。女性によると、店は早朝から開いていたという。

 近くの70代男性が煙に気付いて現場に近づくと、30~40代の客とみられる男性が店の方から出てきて、苦しそうな様子で道路にしゃがみ込んだ。男性が「大丈夫?」と声をかけたが特に反応がなく、しばらくして駆け付けた救急隊員に搬送されたという。

 近くに住む40代の男性会社員は、現場の店について「間口が狭く、建物が古くて階段も急なので、階段を下りて逃げるのは無理ではないか。年末は大宮かいわいはにぎわうので、女の子も多くいたのかもしれない」と話した。