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 日本野鳥の会県支部のメンバーが、阿南市の中林海岸で何げなく撮影した鳥が、県内ではほとんど見られない「マダラウミスズメ」の可能性があることが分かった。

 撮影したのは同支部の庄野孝さん。5日夕方、仲間の西川清さんと観察中、100メートルほど沖を飛ぶ鳥を見つけ、デジタルカメラで撮影。写真を見た同会会員の吉田和人さんが「これはマダラウミスズメだ」と知らせた。

 マダラウミスズメは、日本では、北日本以北の沿岸海上に飛来する冬鳥。目撃例が少なく、環境省のレッドリストでは「情報不足」とされる。吉田さんによると、西日本の太平洋側ではめったに見られず、県内の確認は今回が2例目だという。庄野さんは「よく見る鳥だと思ったので驚いた。これからはどんな鳥も慎重に撮影する」。(長谷川大彦)