[PR]

 カジノを含む統合型リゾート(IR)の大阪誘致をめざす府と大阪市は、カジノで懸念されるギャンブル依存症の問題について、初めて住民向けのセミナーを開いた。ただ、府市が考える対策案に対し、なお不安の声は多い。一方、府市が対策として挙げる顔認証での入場規制に対応するゲートを早くも開発し、アピールするIR事業者も現れている。

 「自分はならへんって、みんな思っている。だが、環境次第で誰もがギャンブルにのめり込む可能性がある」。11日夜、府市がギャンブル依存症への理解を広げようと初めて開催したセミナーで、府立病院機構・大阪精神医療センターの籠本孝雄院長はこう指摘した。

 会場となった大阪市阿倍野区のホールは、府民ら約160人で満席。籠本氏は、生きづらさや孤立を感じた人がギャンブルに走りやすいとし、医療機関と自助グループとの連携が必要だと訴えた。

 府市のIR推進局の職員は、IRで先行するシンガポールで取り組まれている依存症者の入場規制などの「好事例を見習う」と説明。誘致先の同市湾岸部の人工島・夢洲(ゆめしま)では、カジノ利用者の行動情報を収集して、依存症研究の「実証の場とする」と紹介した。府市のIR推進会議が中間骨子で示した構想だ。

 これに対し、会場からは異論が相次いだ。

 「我々が危険な実験の材料にな…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら