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 脳卒中(脳梗塞(こうそく)、脳出血、くも膜下出血など)を患った人たちのリハビリに取り組む和歌山県内の作業療法士や言語聴覚士らのグループが、病気後の自動車運転についてのパンフレットを作った。「ウィンカーの操作ミスが起こる」「信号の確認が遅れる」など注意点のほか、運転再開に向けた手続きを紹介している。

 グループは昨年3月に結成された「運転すんの会せんの会」(約20人)。脳卒中になった人が、必要な手続きを取らずに、自己判断で運転を再開して事故を起こした場合、罰則が科される可能性があるという。運転に不安を抱く人の支援態勢を整えようと勉強会を開き、自動車学校や県警との意見交換を重ねてきた。

 パンフでは、脳卒中の後に起こる外見からはわかりづらい「高次脳機能障害」について解説している。日常生活では「よく知っているはずの場所で迷う」「そわそわと周囲が気になる」「気が散りやすい」などの症状が出やすくなると指摘。運転時は「方向がわからなくなる」「集中が持続せず、長時間の運転ができない」「会話しながら運転できない」などの影響が出る可能性があるとして、注意を促している。

 運転再開の手順は、まず、免許センターや最寄りの警察署に相談すること。必要に応じて主治医の診断書提出や車両の改造などが必要で、虚偽の申告をした場合は罰則の可能性があること、免許が取り消されても3年以内であれば適性試験のみで再取得できることも記している。

 代表の鍵野将平さん(28)は「病気で多くを失ってさらに運転免許を失うことは酷なこと。県外では病院や教習所、警察が連携して運転支援に取り組んでいるところも多く、和歌山でもさらに支援のあり方を考えたい」と話している。

 パンフ(A4判、12ページ)の問い合わせは、同会(driving.sien.wakayama@gmail.com)へ。

■交通事故で脳卒中に、工夫重ね…

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