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 象牙を日本国内から密輸出しようとしたとして中国籍の男が先月、警視庁に逮捕された。象牙の国際取引は約30年前にワシントン条約で禁止され、国内市場の閉鎖に踏み切る国が相次ぐが、日本は文化的背景などを理由に市場を維持し続けている。国際NGOなどからは改善を求める声が上がっている。

 11月28日午後11時45分。東京港に停泊していたコンテナ船に戻ろうとする中国人の男が茶色の紙袋を携えているのに、東京税関の職員が気づいた。3時間ほど前の入国時には持っていなかったものだ。

 調べると、紙袋と男が背負っていたリュックに淡い色の小さな角材が大量に入っていた。「友だちにもらったアイボリー(象牙)です。スタンプに使います」。素直に認めたという。

 「象牙を密輸出しようとしている」と警視庁に連絡。専門家の鑑定結果も踏まえて警視庁生活環境課が30日、男を逮捕。今月19日に起訴された。

 男はコンテナ船員の陳天彪(ちんてんぴょう)被告(31)。約1センチ四方で長さ約10センチにカットされた象牙の印材605本(重さ約7キロ、約31万円相当)を許可なく、江東区青海3丁目の埠頭(ふとう)に停泊中のコンテナ船に持ち込み、密輸出しようとしたとされる。印材は「8ミリ 角棒 35本」などサイズごとに紙に包まれていた。警視庁によると象牙の印材は、中国では日本の3~4倍の値がつくという。

 陳被告は逮捕時には「自分の荷…

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