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 認知症で徘徊(はいかい)するおそれがある高齢者の早期発見につなげようと、葛飾区が24時間対応で見守り支援する「おでかけあんしん事業」を始めた。登録した高齢者には特殊なシールを配る。そのシールに地元の小さな町工場が長年磨いてきた技術が生かされている。

 区の設置したコールセンターの電話番号と登録者番号を印刷したシールを衣服や所持品などに貼ってもらう。徘徊する高齢者を見つけた人に電話連絡してもらい、警察による保護、そして登録情報を基に帰宅へつなげる仕組みだ。

 シールは、区内で半世紀以上続く製造会社「扶桑」が手がける「NDシール」。富田暁社長(77)は「なんでも貼れるから『ND』です」と胸を張る。貼り付ける生地や素材を選ばず、耐久性や伸縮性に優れていることから区側が目を付けた。

 区によると、これまで似たシー…

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