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挑戦のすゝめ:スポーツ心理学者・荒木香織さん

 ――2015年のワールドカップ(W杯)で、強豪の南アフリカに勝利したラグビー日本代表。スポーツ心理学者として選手たちの心理面を支えました。

 「よく、平常心で臨めとか、リラックスしてとかいいますが、理にかなったアドバイスではありません。むしろ、適度の不安や興奮があって、『これをやりたい、あれをやりたい』と自覚している方がよいパフォーマンスに結びつくと言われています。W杯にラグビー日本代表が出場する際にも、『不安や緊張は当たり前。それを感じることは、むしろいいことなのだ』と伝えました」

 「一方で、『試合が近づいてきて、緊張して眠れない』といった過度な不安や緊張は悪影響を及ぼします」

あらき・かおり
73年、京都市生まれ。学生時代は陸上競技の短距離選手として活躍。高校教員を経て、米国でスポーツ心理学を学ぶ。ノースカロライナ大学大学院グリーンズボロ校で博士課程修了。16年4月から園田学園女子大学人間健康学部教授。12年から3年間、ラグビー日本代表のメンタルトレーニングを担当した。著書に「ラグビー日本代表を変えた『心の鍛え方』」。

不安の原因確認

 ――取り除くには、どうすればいいのでしょうか。

 「有効な方法の一つは、なぜ不安を感じるのか、その原因を見極めて書き出すことです。不安の原因を解きほぐしていくのです。文字にして可視化した上で、問題を整理し、解消するために必要なことは何かを確認していきます。やるべきことを明確にした上で、それぞれに対応していくことが自信や実績につながっていきます」

 「ただ、自分の過去のミスや他…

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