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 大相撲の元横綱日馬富士による暴行問題で、被害者の貴ノ岩が19日に日本相撲協会危機管理委員会(委員長=高野利雄・元名古屋高検検事長)から事情聴取を受けていたことが分かった。20日、臨時理事会後に協会が明らかにした。

 問題の発覚後、危機管理委は日馬富士や現場に同席していた白鵬、鶴竜の両横綱らからは事情を聴いていたが、貴ノ岩からは聞けていなかった。貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)はこれまで、鳥取地検の処分が出てから聴取を受けさせる意向を示していたが、処分前に応じた。

 危機管理委の報告によると、貴ノ岩は「特に礼を失する行為はしておらず、暴行を受け傷害を負わされる理由は全くない。地元高校の関係者の前で暴行を受け、恥ずかしかった。ただ、日馬富士の引退を望んではいなかった」という趣旨の話をしたという。

 危機管理委は今後、貴乃花親方も聴取に応じるよう求めていくという。