[PR]

 県立大分豊府中学・高校(大分市羽屋)の保護者ら延べ100人がかりで用意したという豚汁が21日、同校の生徒や教職員らに1400人分が振る舞われた。中高一貫になる前の1993年に高校で始まり、「豊府鍋」と呼ばれる。今年で25回目の恒例行事だ。

 用意した具材は豚肉100キロ、白菜62キロ、サトイモ50キロなど。保護者たちは前日から学校の家庭科調理室で下ごしらえをし、この日は容量300リットルの特注の鍋二つで煮た。高校3年生たちには大学受験への英気を養ってもらい、その他の中学生を含む生徒たちには寒さを乗り切ってもらおうと調理した。

 看護系学部志望という高校3年、佐藤歩実さん(18)は友人らと豚汁を食べながら「よく煮えていて体が温まる。いよいよ大学入試センター試験を受けるんだなという気持ちがわいてきた」と話していた。(菊地洋行)