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 衆院の北朝鮮による拉致問題特別委員会は21日、拉致被害者家族らを参考人に招き意見聴取した。田口八重子さん(拉致当時22)の兄・飯塚繁雄さんは11月のトランプ米大統領と被害者家族の面会などを評価しつつ、「結果に結びつく動きを安倍(晋三)首相にお願いしたい。単なるパフォーマンスに終わらないようにお願いしたい」と求めた。

 飯塚氏は「核・ミサイル問題は大きすぎていつ解決するか分からない。生きて待っている人がいる拉致問題を先決すべきだ」とも指摘した。

 横田めぐみさん(同13)の母・早紀江さんは「早く助けてと言っている(被害者の)声を毎日思い起こし、救出のために良い知恵を働かせてほしい」、松木薫さん(同26)の姉・斎藤文代さんは「毎年同じ言葉になるが、来年こそは救出してほしい」と訴えた。

 今年はめぐみさんが1977年に拉致されて40年、北朝鮮が拉致を認めた2002年の第1回日朝首脳会談から15年の節目だった。