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 三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)の企画展示「食べるを描く。」が好評だ。昨年5月のスタート以来、大勢の観客が訪れ「ぜひ見たい」「もう一度見たい」といった声が寄せられているといい、同館は1年間だった予定を、今年11月まで半年延ばすことにした。

 「天空の城ラピュタ」の目玉焼きトースト、「千と千尋の神隠し」のおにぎり、「ハウルの動く城」のベーコンエッグ……。

 スタジオジブリの作品で描かれる食事の場面は魅力的だ。企画展では登場人物がこうした「ジブリ飯」をほおばるシーンの原画や絵コンテなどを展示。記憶に残る場面がどのように描かれたのか紹介している。

 「となりのトトロ」のサツキとメイの家の台所、「ラピュタ」のタイガーモス号のキッチンも実物大で再現した。

 同じものを食べることで心を通わせたり、食卓を囲むことで家族になったり。何げない食事の場面にも演出上の重要な意味が込められている。同館は「食について描くことは、背景となる暮らしの文化を描くことになる」と説明している。

 入館は日時指定の予約制。大人と大学生千円、中高生700円、小学生400円、4歳以上の幼児100円。問い合わせは「ごあんないダイヤル」(0570・055777)へ。(河井健)