【動画】親子の人形を使った転倒実験=滝沢卓撮影、宮崎祐介・東京工業大学准教授提供
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 子どもの事故予防に取り組む小児科医や研究者のグループが、赤ちゃんをおんぶした状態で自転車ごと倒れた時に赤ちゃんが頭にどれだけのけがを負うかを調べる実験をしました。結果は、骨折するとされる衝撃の基準値の最大約17倍という「超危険」判定。一方、様々な理由で「おんぶ自転車」に頼らざるを得ない保護者もいます。どう安全を確保すればいいのでしょうか。

 ゴッ!ガチャンッ!

 2016年8月、東京工業大学内の実験場所で、大小のダミー人形2体が床にぶつかる鈍い音と自転車が倒れる音がほぼ同時に響きました。

 大きい人形は大人の女性サイズ。6カ月の赤ちゃんを想定した人形をおんぶひもで背負っています。実験では、人形がまたがった自転車を、止まった状態から少し前に押し出すようにして横に倒しました。

 実験をしたのは、NPO法人Safe Kids Japan(SKJ)の小児科医や研究者ら。16年5月、東京都国分寺市で赤ちゃんをおんぶして自転車に乗っていた女性が横断歩道のないところを渡った時に車と衝突し、頭を強打した赤ちゃんが亡くなった事故をうけて、倒れたときの危険性を科学的に調べました。

 街でみかける「おんぶ自転車」…

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