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 関市は21日、印鑑登録証明書を含む77の公文書から性別記載の欄を削除すると発表した。性的少数者(LGBT)に配慮したまちづくり施策の一環で、坂祝町が印鑑登録証明書の性別欄削除を決めているが、幅広い公文書で実施するのは県内初という。

 今月の市議会定例会で印鑑登録証明書の性別欄を削除する条例改正案が可決。14日に施行され、希望者には性別欄のない証明書が交付されるようになった。

 市によると、性別欄のある210の公文書のうち、就学援助費や療養費など様々な申請書、各種アンケートなど77文書は削除が可能とわかった。市は書式を順次改め、規則や要綱改正が必要なものは来年度中に変更する方針だ。

 市は今月、LGBTへの理解を深める小冊子を作り市内の全中学と高校に配布したほか、公共施設にある61の多目的トイレをLGBTにもやさしい「みんなのトイレ」に改めてステッカーを貼る。(吉住琢二)