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 国が特定外来生物に指定している「タイワンザル」について、捕獲事業を行ってきた和歌山県は21日、県内での根絶宣言を出した。「この5年間、新たなサルは確認されず、根絶できたと判断した」としている。

 県によると、県北部の山林でタイワンザルが野生化し、2003年には推計で約300匹に増えたという。県は02年度から捕獲事業を実施し、12年度までに計366匹を捕獲。これまでにかかった費用は約5千万円という。

 県によると、タイワンザルは台湾原産でしっぽが長い。国内で飼育されていたものの野生化するなどし、ニホンザルと交雑して生態系を乱すことが問題になっていた。05年に特定外来生物に指定され、輸入や飼育は原則禁止になっている。