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 北海道北部の浜頓別町を流れるウソタンナイ川流域は海ワシたちの楽園だ。冬も凍らない川で、いまもわずかに遡上(そじょう)するサケを狙っている。

 国の天然記念物のオオワシとオジロワシで、ロシア極東から越冬のため道内に飛来する。ウソタンナイ川には10月中旬から飛来し、11月下旬には500羽近くが観察された。

 河畔の枝に鈴なりに止まる光景は「ワシのなる木」とも呼ばれ、全国から多くの人が観察や撮影に訪れる。サケの遡上が減るにつれて海ワシも少なくなるが、来年1月末ごろまで観察できるという。(奈良山雅俊)