拡大する写真・図版 楽しそうに将棋を指す小学6年の羽生少年(1982年8月、八木下征男さん提供)

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 棋士で初となる国民栄誉賞受賞。不世出の天才棋士2人は、どのように生まれたのか。そこには、才の赴くまま突き進む幼い弟子を見守り、背中を押し続けた師の存在があった。

 羽生善治竜王・棋聖(47)が本格的に将棋に取り組み始めたのは、小学校2年の時。その年の夏、八木下征男(やぎした・ゆきお)さん(74)が経営する将棋道場「八王子将棋クラブ」(東京都八王子市)で開かれた子ども大会への参加がきっかけだった。羽生さん自身、「この出会いがなければ将棋を続けていなかったかもしれない」と語る。

 結果は1勝2敗で「失格」。だが約3カ月後、その少年が母親に背中を押され、道場の扉を遠慮がちに開けて入ってきたことを、八木下さんは今でも覚えている。

 初めて対局してみた印象は「ま…

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