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 バブル時代に開発が進み、別荘の開発で活況にわいた茨城県の旧大洋村(現鉾田市)。かつてのにぎわいは影をひそめ、いまは使われていないものが目立つ。ただ、中高年を中心に終(つい)のすみかとする人も増え、時代とともに、その姿を変えつつある。

 北浦湖畔沿いの県道18号から市道を上がって丘陵地に入ると、両側にはロッジ風の住宅が多く並んでいた。敷地に雑草が茂り、塗装がはげた家もあった。

 鉾田市梶山。かつて別荘地としてにぎわった旧大洋村の一角だ。別荘地を歩くと、滞在中という男性(75)に会った。自宅は都内にあるが、2階から北浦が望める4LDKの別荘も「気の向いた時に来る。(売ろうとしても)もう金にならないから」。ただ、10軒ほどある周辺の別荘はほとんど使われていない。

 旧大洋村には、いまも別荘地が数多く残る。1990年前後のバブル絶頂期には、軽井沢や伊豆などの高級別荘地に比べて、低価格な別荘を求める人たちの間で人気が高まり、爆発的に開発が進んだ。

 背景には、一緒に合併して鉾田市となった旧鉾田町や旧旭村と比べ、旧大洋村は都市計画法に基づく都市計画区域の指定が遅く、開発規制が緩かったことがある。

 だが、バブル期に開発された物件は、所有者の高齢化などを理由に、2000年代半ばごろから、手入れが行き届かないものが目立つように。市都市計画課の担当者は「当時の購入者の高齢化が進み、相続がされなかったり、地価が下がり売れなくなったりし、放置する人が増えた」と話す。

震災後に売買増

 新たに別荘を購入する人も増えつつある。

 鉾田市によると、旧大洋村の人…

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