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 羽後町のJAうご新成園芸組合が生産する「ひばり野オクラ」が今月、農林水産省の地理的表示保護制度(GI制度)に登録された。県内では、大館市の「大館とんぶり」に次いで2品目。

 ひばり野オクラは実が大きくて青臭さがなく、ふっくらと柔らかいのが特徴。同組合の農家16軒が約5400坪のハウスで栽培している。出荷時期は5月末からお盆ごろまでで、他産地のものより3~5割ほど高く取引されるという。

 名称は地区の地名「雲雀野」に由来する。1976年から栽培を始め、知名度を高めてきた。GI制度への登録を受け、同JAは「ブランド力で地域の園芸を強化したい」と期待を寄せ、高橋和幸組合長(44)は「高齢化が進む農家の後継者確保につなげたい」と抱負を述べた。

 GI制度は、伝統的な生産方法や産地の特性が高い品質に結びついている農林水産物の名称を、国が知的財産として保護するもの。GIマークで他産品との差別化が図られる。全国では58品が登録されている。(山谷勉)