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 両親の顔を知らない。右目の失明にはつらい過去がある。孤独の中を生きてきた29歳の男性が今年、自分の「居場所」を見つけた。見守り続けてくれている人たちに、この年末、ささやかな贈り物をした。

 男性は6月、大阪府内でグループホームを運営するNPO法人の職員になった。クリスマスの25日、その代表を務める女性(38)の長女(4)に犬のぬいぐるみをプレゼントした。女性はお礼の言葉とともに、ぬいぐるみで遊ぶ長女の動画をLINE(ライン)で送った。

 「与えられたり、求めたりするばかりじゃない。人にしてあげられるようになれたことが嬉(うれ)しい」。男性はそう返した。

 2歳で児童相談所に保護された男性は、15歳まで施設を転々とした。右目の失明のほか、唇と左耳にやけどの痕がある。母親による虐待が原因だと、児相の関係者から聞いたのをおぼえている。「恨みはない。でも、いつか迎えに来てくれると信じていた」

■釜ケ崎でできた「…

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