【動画】将棋の中学生棋士、藤井四段が年内最後の対局に臨む=佐藤圭司撮影
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 将棋の中学生棋士、藤井聡太(そうた)四段(15)が28日、大阪市福島区の関西将棋会館で年内最後の対局に臨んでいる。公式戦29連勝と大活躍した2017年を白星で終えるか、注目される。

 将棋界に八つあるタイトル戦の一つ、王座戦(日本経済新聞社主催)の1次予選で、豊川孝弘七段(50)との対局。豊川七段は、11月に「豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集」(主婦の友社)を出版した、ユニークな棋士だ。「両取りヘップバーン」(俳優オードリー・ヘプバーンのもじり)など難しいと思われがちな将棋を、楽しく伝えようとしている。本局は、感想戦も注目されそうだ。

 振り駒の結果、藤井四段が先手番に決まった。対局は午前10時に始まった。持ち時間は各5時間。終局は夜になる見通し。

 日本将棋連盟によると、藤井四段の通算成績は、本局の開始前の時点で54勝10敗。勝率は8割4分4厘。昨年12月24日のデビュー戦から、驚異的な快進撃を続けている。

 将棋の王座戦は、全棋士と女流棋士4人が参加。1次予選、2次予選のトーナメントがある。2次予選を勝ち抜いた棋士とシード棋士の合計16人による挑戦者決定トーナメントで、挑戦者を決める。来年9~10月に五番勝負があり、挑戦者は中村太地(たいち)王座(29)に五番勝負を挑む。(佐藤圭司)