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 北海道松前町沖の松前小島の施設から発電機を盗んだとして北朝鮮籍の木造船乗組員3人が逮捕された事件で、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)側と地元漁協は25日、被害の弁償について協議を行った。だが双方の条件が折り合わず、合意に至らなかった。

 この日は、総連側と松前さくら漁協の佐藤正美組合長らが約1時間協議。弁償金額などをめぐり、総連側の示す条件と漁協側の要求が合わなかったという。

 佐藤組合長は協議後「司法の判断を注視したい。今後の交渉はないと考えている」などと述べた。施設の復旧は、松前町からの支援や漁協の自助努力によって3月末までを目標に行う方針。

 漁協は、管理する島の施設で発電機や家電製品がなくなったり、ボイラーが壊されたりするなど約790万円の被害があったと主張。総連側は被害を弁償する意向を漁協に示していた。