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 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王はクリスマスの25日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で全世界に向けた平和のメッセージを発表した。法王は、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言した問題や、北朝鮮の核開発による朝鮮半島の緊張などを念頭に「紛争の風が吹き荒れている」と発言。紛争のために苦しんでいる子どもたちに思いをはせるよう呼びかけた。

 イスラエルとパレスチナの対立を巡っては「国際的に認識された境界で二つの国が平和的に共存できるように祈ろう」と言及。また「新たな紛争や緊張によって子どもたちが危険にさらされている場所」として朝鮮半島を挙げ、「相互の信頼を高めることが問題の解決につながる」と述べた。

 11~12月に訪れたミャンマーとバングラデシュにも触れ、「宗教的な少数派の人々の尊厳が守られるよう、国際社会が努力をやめないことが私の望みだ」とも語った。(バチカン=河原田慎一)

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