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 第70回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ、朝日新聞社など主催)は26日、東京体育館で女子の準々決勝と男子の3回戦があった。都勢は女子の八雲学園が100―79で広島皆実を破り、初の4強入りを決めたが、東京成徳大高は大阪桐蔭に69―92で敗れた。男子は八王子が厚木東(神奈川)に80―86で、実践学園は飛龍(静岡)に72―91で敗れた。八雲学園は27日の準決勝で安城学園(愛知)と対戦する。

日の丸の司令塔 準決勝目前で涙 東京成徳大高・木村主将

 東京成徳大高は後半で突き放され、7年ぶりの準決勝進出はならなかった。

 第2ピリオド(P)終了時点では40―41。だが、第3P開始早々から立て続けに失点した。ゴール下の守りを固められ、攻撃も苦しい展開に。主将の木村亜美(3年)は「相手の思うつぼにはまり、気持ちが弱くなってしまった」

 木村は身長166センチ。スピードと的確な状況判断が持ち味で、U18(18歳以下)日本代表でも司令塔を務めた。北九州市から上京し、伝統校で自らを鍛えた3年間が終わった。「こういう負け方はしたくなかった」と木村。大敗に悔し涙を見せつつ、「また一から自分を磨いて、成長した姿を見てもらいたい」と誓った。(辻健治)

速さに翻弄され、リード守れず 八王子

 八王子は後半からギアの上がった厚木東の攻撃に対応できず、競り負けた。

 序盤は八王子ペース。セネガルからの留学生で身長201センチのババカル・アイダラ・ジャロ(2年)が体格を生かしたプレーで得点を重ねた。第1ピリオド(P)が終わって、26―17とリードしていた。

 ただ中盤から、ゴール前の素早いパス回しに翻弄(ほんろう)された。フリーになった相手選手に再三シュートを決められ、石川淳一監督は「わかってはいたけど対応できなかった」とぼやいた。

 木村圭吾(2年)は「後半にリードされてから焦ってしまった。味方が上がっていないのに、無理にシュートを打ってしまった。リバウンドが捕れなかった」とうなだれた。(阿部健祐)