[PR]

 試合や合宿などで海外遠征の多いトップアスリートは時差ボケにどう対処しているのか。昨年のリオデジャネイロ五輪で選手に配られた「コンディショニング・ガイド」の睡眠部分を監修した、国立スポーツ科学センターの星川雅子・先任研究員に聞いた。

 ガイドでは、渡航先での時差の影響を軽減するため、出発前から生活リズムを現地時間にシフトさせることを薦めている。

 ただ遠征に行く国や地域と、時差の長さによって生活リズムの調整方法は異なるという。星川さんは「日本との時差を考えると、欧州に行くのであれば夜更かしして朝寝坊する方が良く、米国であれば早寝早起きが良い」と話す。例えば、米国に行く選手が前日深夜に荷造りをすると、時差対策としては正反対のことをやっていることになる。星川さんは「米国に行く時は、早めに荷造りしておくことをすすめます」という。

 ガイドでは、飛行機の搭乗前に渡航先の現地時間に時計を合わせることも薦めている。機内での睡眠は現地時間の夜に合わせる。搭乗直後が眠るべき時間帯の場合は、事前に空港で食事を済ませ、機内食をパスするとよい。また、機内で眠る際にアイマスクや耳栓などの活用もおすすめで、エンジン音などを軽減するノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは選手たちに好評だという。

 星川さんは、選手らの依頼を受けて、出発前の生活スケジュールを立案している。出発数日前から睡眠時間を1日30分~1時間ずつずらして、合わせて2時間半~3時間シフトさせる。可能な範囲で、練習時間や食事もずらしてもらうようにしているという。

 高照度の光を出す器具を併用す…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら