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 大阪府寝屋川市の自宅に長女(33)の遺体を放置したとして両親が逮捕された事件で、2人が長女をプレハブの部屋に閉じ込めたことについて「精神疾患で暴れることがあり、周囲に知られたくなかった」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。長女について同市に相談した形跡はなく、府警は、家族が孤立するなかで監禁状態が長期化した可能性があるとみている。

 府警によると、亡くなったのは、柿元愛里さん。死体遺棄容疑で逮捕された会社員の父親泰孝容疑者(55)と母親の由加里容疑者(53)は十数年前から、自宅の室内に設けた広さ約2畳のプレハブの部屋で愛里さんを閉じ込めていた。泰孝容疑者はこの部屋について「16、17年前に自分で造った」と供述しているという。両容疑者は18日にこの中で愛里さんが亡くなっているのを見つけ、23日に寝屋川署に出頭した。

 捜査関係者によると、プレハブの部屋は外から施錠され、室内には簡易トイレや監視カメラを設置。このカメラのモニターとスピーカーなどを通して会話ができるようになっていた。冷房はあったが、暖房はなかった。死因は凍死で、遺体の発見時、愛里さんの体は脂肪が極度に少なく、体温を保つ機能が低下していたという。背中に床ずれがあり、死亡前は自力で歩けない状態だったとみられる。

 府警は、両親が衰弱に気づきながら放置したとみて捜査している。

 捜査関係者らによると、一家は1995年にこの家に転居してきた。事件前まで3人暮らしだったが、近所の50代の女性によると、愛里さんには妹がおり、女性の子どもが同じ小学校に通っていたという。市役所にこれまで相談はなく、障害者が支援を受けるための手帳は発行されていなかった。

 別の50代の女性は、息子が小…

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