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 ザスパクサツ群馬を運営する「草津温泉フットボールクラブ」の来季からの新体制が27日、決まった。新社長には前橋商高サッカー部元監督の奈良知彦氏(63)が就く。J3でのスタートになるが、「1年でJ2復帰」を誓った。

 新体制は、この日開かれた臨時株主総会と取締役会で正式に決まった。来年2月1日付で代表取締役社長の都丸晃氏が退任し、奈良氏が就任する。今月27日付で取締役会長にエネルギー事業などを手がける「サンワ」の会長・遠藤祐司氏(70)が就き、奈良氏を経営面でサポートするという。

 奈良氏は、前橋商高の監督として全国サッカー選手権大会で4強に導くなど、豊富な経験がある。2013年からはザスパのクラブアドバイザーも務めていた。現在は育英短期大学で特任教授をしている。

 奈良氏は会見で「団結の力」「信頼の笑顔」「J2復活」の三つの方針を掲げた。「人生最後の大勝負。団結と笑顔があれば1年でJ2に戻れると信じている」と語った。

 会見には来季の新監督、布啓一郎氏(57)も同席。市立船橋高(千葉)の監督時代を含め、自身のサッカー指導歴約35年で子どもから大人まですべての世代で教えてきたことが「財産」といい、「レベルが上がるほど基本の差がゲームをわける。魔法の練習はないと思っているので『全員が基本に忠実にプレーすること』が重要」と話した。

 また、強化本部長に柏レイソルなどで強化担当をした飯田正吾氏(50)が就くことも発表された。(角詠之)