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 第70回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ、朝日新聞社など主催)は27日、男子の準々決勝があり、福岡大大濠と福岡第一がいずれも準決勝進出を決めた。28日は、決勝進出をかけての「福岡対決」が実現する。全国の舞台での両校の直接対決は、2005年の高校総体(インターハイ)準決勝以来12年ぶり。

 福岡大大濠は厚木東(神奈川)に対し、中田嵩基選手(2年)ら主力を温存しながらも、終始ふた桁のリードを保つ安定した戦いを見せた。

 今大会出場機会の少なかった浅井修伍選手(2年)は第1クオーター(Q)途中から出場し、3回の3点シュートを含む17得点と躍動した。片峯聡太監督が「60点以下に抑えるよう課した」というディフェンスも機能。98―65で勝利した。

 福岡第一は中部大第一(愛知)にリードを奪われ、追いかける展開が続いた。4点リードされて迎えた第4Q。コンゴからの留学生バムアンゲイ・ジョナサン選手(3年)らを中心に連続得点し、逆転に成功した。残り1分を切ってから3点シュートを連続で決められ猛追されたが、74―71で逃げ切った。

 両校は福岡市を拠点にするライバル同士。先月の県大会決勝では、福岡大大濠が76―65で福岡第一を下して優勝している。福岡第一の井手口孝監督は「こういう場所だと県大会とはまた違う戦いになる」と、雪辱を期した。

 一方で、国体で合同チームをつくる関係で、選手同士も交流がある。福岡大大濠の永野聖汰主将(3年)は大会前、福岡第一の選手と「準決勝で会おうな」とLINEしたという。「福岡でもずっと対戦しているので、負けられない」と気を引き締めた。(浅野秋生)