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 サッカーJ1鹿島アントラーズの小笠原満男選手らが協力して整備した大船渡市の赤崎グラウンドが人工芝化され、このほど記念のサッカー教室があった。同市初の人工芝の多目的運動場として、今月下旬から一般利用が始まる。

 グラウンドは震災の津波で全壊した赤崎小学校の跡地にある。運動できる場所が減った子どもたちのため、小笠原選手や母校の県立大船渡高校サッカー部OBの呼びかけで設立された一般社団法人「東北人魂・岩手グラウンドプロジェクト」が2013年4月に整備した。

 天候に左右されず年間を通じて運動できる環境を整えようと、昨年8月から市が人工芝への張り替え工事を行ってきた。約1万1630平方メートルの敷地にはサッカーコート1面とフットサルコート1面があり、野球場としても使える。事業費約1億9800万円のうち約9400万円を日本サッカー協会の助成金などでまかなった。3月にはクラブハウスも完成する。

 この日は雪かきをした後、小笠原選手らプロサッカー選手7人が気仙地域の小学生約90人にプロの技を手ほどきした。小笠原選手は「素晴らしいグラウンドが完成した。Jリーグで活躍する選手になるために利用してほしい」と激励した。(渡辺洋介)