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 福岡県警の警部補が今年4月、運転中に前を走る運転手とトラブルになり、相手に暴行を加えたとして、戒告の懲戒処分を受けていたことが28日、わかった。また別の巡査は昨年5月以降、不倫相手の女性らの個人情報を警察の照会端末で不正に取得するなどしたとして、減給1カ月(100分の10)の懲戒処分を受けていた。

 県警への情報公開請求でわかった。処分は警部補が5月11日付、巡査は4月13日付。県警はいずれも公表基準には該当しないとして、発表していない。

 警部補は4月2日、福岡県春日市内の路上で前を走る車の運転に激怒。車から降りて、相手の運転席のドアを開けて運転手の顔や腹を複数回、殴ったり蹴ったりした。一度閉めたドアを再び開け、同じように暴行した。県警によると警部補はその後、暴行容疑で書類送検され、福岡区検が5月23日付で不起訴処分にした。

 また、結婚していた巡査は昨年5月ごろから複数人の女性と不倫。それぞれの生年月日や犯罪経歴などを不正に取得した。今年3月14日には、同県久留米市のホテルで風俗店の女性から性的なサービスを受けた際、スマートフォンで隠し撮りしていたことに女性が気づき、トラブルになった。

 福岡県警では今年に入って不祥事が相次ぎ、通信指令課の巡査部長が妻殺害容疑で逮捕後に懲戒免職を受けるなど、これまでに23人が懲戒処分を受けている。